トップページ > 琉球古典音楽について知りたい方はこちら > 民謡との違い

境い目はあいまい・・

 古典と民謡、というように対比されがちですが、これまでご紹介してきたとおり古典楽曲のなかにも民謡から取り入れられた曲はたくさんあります。また古典音楽の演奏家は舞踊の地謡を担当しますが、明治期以降に創作された雑踊りでは「谷茶前(たんちゃめー)」のような早いテンポの民謡曲が使用されます。つまり古典音楽家でも民謡曲を演奏するのです。これらは古典民謡といえ、作曲者のわからない古いものでそれらを三線の早弾きにしたものが早弾き曲になります。 


 本島では民謡歌手の方々がステージで歌うものを特に民謡という場合もあります。民謡を聴かせる店では古典民謡や新作民謡などリクエストに応じて歌ってもらえるでしょう。ポップス調の歌がふえる中で昔ながらのウチナーグチ(沖縄の言葉)で民謡を歌う歌手はいまや貴重な存在です。そして奄美民謡、宮古民謡、八重山民謡はまた別のカテゴリーとなります。琉球音階が使用されているのは沖永良部島までで、徳之島以北は楽器は三線を用いても音階は日本本土と同じです。

 

 

古典音楽の大家と民謡歌手が共演する舞台もある
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